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日本と同じく島国であるアイスランド。
国名の漢字表記は「氷蘭、氷島、氷州」と、まさに“氷”そのもの。

「すごく寒そう!」「どの辺に位置していたかな?」「なにが名物なの?」と謎は深まるばかり。
ヨーロッパ最大の氷河を持つアイスランドとは一体どんな国!?

これより3記事に渡り“未だ踏み入れたことの無い国 アイスランド”を、私なりの注目目線でご紹介します♪



■ 3分で分かる!アイスランドってどんな国? ~基礎知識編~



Copyright:Katrin Lorenzen

・アイスランド共和国(アイスランドきょうわこく)=通称アイスランド
・面積→102,828平方キロメートル(北海道より少しだけ大きい)
・公用語→アイスランド語(使用範囲はアイスランドのみ)
     英語とデンマーク語も小学校から習うため、国民の大半はトライリンガルである
・人口→約32万人前後
・首都→レイキャヴィーク
・日本との時差→9時間
・緯度→北緯63度~66度
・通貨→アイスランドクローナISK(チップの習慣が無くお釣りの小銭を渡す程度)

※他にもイロイロ・・・
 ・夏は白夜、冬はオーロラがみどころ
 ・世界でも有数の火山国(33の活火山がある)
 ・首都レイキャヴィークは世界的にも「空気のきれいな都市」として有名
 ・世界平和度指数ランキングが世界第1位(2008年より7年連続で1位)
 ・“海のピエロ”と呼ばれるパフィン(ニシツノメドリ)が世界中の約6割生息
 ・歌手ビョークの出身国



2014年4月現在、アイスランドへ向かう日本からの直行便はなく、コペンハーゲンやロンドンなど
ヨーロッパ諸都市を経由(所要約19~20時間)するのが、一般的な交通方法です。
(アイスランドのケプラヴィーク空港からヨーロッパへは約3時間、アメリカへは約5時間)

そして、アイスランドの国旗は『赤・白・青』の3色。赤は火山、白は国を覆う雪や氷、青は山を表しています。



アイスランドと大まかに同数である人口約30万人の街といえば、東京都新宿区や沖縄県那覇市。
国土全体の総面積と絡めながら比較してみても、人口密度は少ないことが容易に想像できますね!
また、アイスランドは治安が良いことでも有名!世界平和度指数ランキングでは1位(日本は8位)です。



アイスランドの緯度位置のイメージを想像し易いように、他国の都市を幾つかピックアップしてみましょう。
【北緯60度】ノルウェーのオスロ、フィンランドのヘルシンキ
【北緯62度】ロシアのヤクーツク、カナダのイエローナイフ
【北緯65度】フィンランドのオウル


大きな地図で見る

他国の都市だけをみると、もの凄く寒そう・・・なイメージ。
しかし、想像していたよりもはるかに温度が暖かい!ということを初めて知りました。

北欧の中でも比較的暖かな冬のアイスランド。海域には暖流であるメキシコ湾流が流れ、冬も温暖な西岸海岸性気候。
首都レイキャヴィークは、北緯66度近くに位置しているのに、寒いといわれる2月でさえも、
平均気温は0.1度(最高2.6度 最低-2.4)。日本の北海道よりも暖かいことに驚きました。
(なお、9月の今頃の最高気温は10.3度で、平均気温は7.5度。決して年中アイスな国ではない・・・!)


北緯66度といえば、まさに『オーロラベルト』にHIT!!!
アイスランドは国中が『オーロラベルト』の直下に位置し、どこでもオーロラを見られるチャンスも。


Copyright:rob.lee.

空が晴れて暗くなりさえすれば、非常に高い確率でオーロラを見ることができるなんて素敵!!

オーロラが出現するのは秋~春(8月下旬~4月)の期間だというから、まさに今がハイシーズン。
19時半~10時半分くらいになると、オーロラを見られる確率が高くなるそうです。

街からさほど離れずとも、気軽にオーロラが鑑賞可能とは・・・全く知らなかった!!!
オーロラを観測するには、世界中でアイスランドがベスト!ともいえますね。

ちなみに、余談を少しだけ挟みますが・・・
今年の2月に極寒マイナス30度以上のカナディアンロッキーに数日滞在した私は、
しっかりと光放つオーロラだけは確認出来ませんでした(涙)という訳で、オーロラ鑑賞は夢です。

なお、「オーロラ予報サイト」という面白いページも発見しました。
マップをアイスランドにセレクトすると、気軽に今日のオーロラ予報を確認できますよ♪



更には、火山と氷河が創り出した奇跡の島アイスランドでは、近ごろ火山情報も飛び交っています。


 >>アイスランド航空のTwitterより、最新ツイートにバルダルブンガ火山の上空の様子が!



この写真は、アイスランド旅客機の機長による計らいで、上空を特別旋回した時の様子です。
見事に噴火していますね...ちょっとコワイけれど私も見てみたい!なお、安全性を配慮しての旋回なのでご安心を。


世界有数の火山国でもあるアイスランドは、火山の内部を探検するツアーがあるだけでなく、
電力供給も地熱発電でまかなえ、地熱発電に利用した残り湯を温泉水としても国中で利用するのだとか。



地下から吹き出す温泉を使った入浴施設もたくさんあり、全国に温泉地がある日本とも似ていますね。
(補足ではありますが、日本はアイスランド比べて約3倍以上の活火山があるらしい・・・って、えーっ!?)






北アメリカプレートとユーラシアプレートが重なる、日本と同じく地震がある国アイスランド。

“海洋プレートの生成が、海面よりも上で見られる、地球上でも珍しい島”でもあり、
雄大な自然が数多く存在するアイスランドでは、人々が自然とうまく共存しながら生活しています。










アイスランドのマスコット的存在の鳥、『パフィン』も沿岸部でよく見かけるらしいですよ。
(そして、ジビエ(狩猟料理)として、食されることもあるようです・・・!なるほど^^;)

しかし、アイスランドの国鳥は『シロハヤブサ』なので、お間違いなく・・・♪



以上、3分で分かる!アイスランドってどんな国? ~基礎知識編~でした。
引き続き、観たい!食べてみたい!アイスランド ~観光や食文化編~をお伝えしますね♪



アイスランド政府観光局
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アイスランド大使館
WebSite:http://www.iceland.is/iceland-abroad/jp/

アイスランド総合研究所(氷総研)
WebSite:http://loveiceland.org/kori-souken/


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