【#みえ食旅 #伊賀】おひとり様すき焼きで贅沢ランチ「元祖 伊賀肉 金谷」

伊賀にきたら必ず食しておきたいものと言えば、「伊賀米」、「伊賀酒」、そして「伊賀牛(いがぎゅう)」。
松阪牛、神戸牛と並ぶ高級和牛でありながらも、限られた生産数がゆえに、ほぼ地元で消費されてしまう“幻の牛肉”です。

というわけで「伊賀で伊賀牛を贅沢に頂くならココ!」 創業100年以上の老舗店に初潜入。
伊賀街道沿いに店を構える「元祖 伊賀肉 金谷本店 (かなやほんてん)」で、贅沢におひとり様すき焼きランチをしてきました。







ランチといえど、実はディナータイムに提供される内容や価格と変わらず。
各席にベテランの仲居さんが付き添い、手際よく給仕してくれるので、肉の美味しさを見逃すこともありません。

実はなかなか写真撮影しづらい空気感であったので(おひとり様だけの個室ではあるもののお断りは丁寧にしましたが...汗)、瞬時に撮ったクローズアップ写真onlyにはなりますが、すき焼きの様子をお届けします!


最高級の「伊賀肉」は肉通もうなる至極の美味しさ!


うっとり見とれてしまうほど艶やかで美しいサシの入ったピンク色の伊賀牛。

事前にネットで調べてみつけた写真はバラの花のような姿でしたが...どうやら2人前以上の盛り付けであったよう。
1人前だと控えめな量には見えますが、なかなか食べ応えがありました。




先ずは煙が出るほどに熱した鉄鍋に牛脂を塗り、肉を一枚だけ焼き付けてくれます。
砂糖と醤油だけを振りかける調理法を見慣れている私。実は小さな頃に関西方面在住だったんです。
割り下を用いないからこそ、肉本来の旨みをたっぷりと味わえるのでしょうね。




ジュワッという心地よい音と香ばしさに包まれているだけで、既にヨダレが垂れてしまいそう。
あっという間に最初の1枚が仕上がり、溶いた卵にたっぷりと絡めて...このはじめの一口がなにより大好き!!!



「伊賀牛」はとても柔らかく、噛みしめるほどに肉本来のコクがどんどん増して幸せの絶頂に。
砂糖と醤油の味付けは絶妙なバランスで、とろんとした卵がまろやかに包んでくれます。

あぁ、極上ー!! 仲居さんのおもてなしに委ねながら頂く「伊賀牛」は最高ですね。名誉賞も頷けます。




1枚目を味わった後は、野菜と肉を一緒に煮込み、すき焼き本来の楽しみ方で味わい尽くします。







肉汁をたっぷりと吸った野菜、しらたき、豆腐もこれまた素晴らしい。
すき焼きは、一度に二度の美味しさを堪能出来る、贅沢な調理法だと改めて考えさせられます。

〆には、伊賀米、伊賀名産の「伊賀漬」。
この「元祖 伊賀肉 金谷」で食事をすれば、伊賀尽くしの逸品素材をいろいろ食べ尽くすことが出来ますよ。

そして、地酒が好きな方は「伊賀酒」をオーダーしてみては?


ちなみにですが、食事処は2階で、1階には「伊賀牛」も販売。
お土産に「伊賀牛」の精肉を買って帰る...なんてこともついつい妄想してしまいました。





肉通・食通の方には必ず訪れて欲しい憧れの聖地に、皆さまも一度は踏み入れてみて下さいね。


元祖 伊賀肉 金谷本店 (かなやほんてん)
住所: 三重県伊賀市上野農人町434
営業時間: 11:00~21:00
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
電話:0595-21-0105
Website:http://www.gansoiganiku-kanaya.co.jp/




izumin



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