【星野リゾート 界 鬼怒川】1泊2日の宿泊記をタイムライン形式で振り返る!|izumanix 
星野リゾートが運営する温泉旅館ブランド「界」は、「界 日光」「界 川治」に続き、
栃木県日光市鬼怒川温泉に、県内で3軒目となる「界 鬼怒川」を2015年11月10日にオープン。




鬼怒川温泉駅より車で5分。鬼怒川の渓流に面した小高い丘の上に誕生した「星野リゾート 界 鬼怒川」は、
栃木を代表する、暮らしに根づいた伝統工芸“民藝”を、モダンにアレンジしたおもてなしを感じる施設。



3万6千平方メートルの敷地に、一から企画し新築した「界 鬼怒川」は、何もかもが新しくて美しく...!
オープンしたばかりの「界 鬼怒川」で過ごした1泊2日の宿泊記を、タイムライン形式で振り返ってみましょう。
※リンクを貼っている箇所は、別記事でくわしくご紹介しています。



■PM 14:55 まるでアトラクション!?アプローチを抜ければスロープカーがお出迎え



鬼怒川温泉街から1本小道に踏み入れた先に佇む「星野リゾート 界 鬼怒川」。


木々の間をゆっくりと進み、アプローチを抜けてたどり着いた車寄せの先に見えたのは...




ん?この乗車ボタンの正体とは...一体!?




直ぐさま現れたのはスロープカー。
粋な計らいにドキドキしながらも、さっそくスロープカーに乗車!!




全面ガラス張りのスロープカーに乗り...いざ出発。




スロープを振り返りながらの光景も良いですねぇ。




スロープカーが動いている状態を、別のタイミングで改めて撮影。
スロープカーでの移動はほんの数分の出来事ですが、スペシャル感たっぷり!






エントランスホール側にスロープカーが待機していた際にも、覗きながら撮影してみました。



森の中を優雅に進んでいくスロープカーは、「界 鬼怒川」滞在スタートでの最初のおもてなし。
“日常を忘れ、高級旅館に宿泊する”という、優雅な気持ちを一層高めてくれます。



■PM 15:00 チェックインーエントランスホールを通り抜けロビーへ



豪華に活けられた花々を横目に建物の中へ。


入り口直ぐにずらりと並べられた「益子焼」。
少しずつ異なる形ですが...これらの正体は夜になれば分かることに!






先ずはロビーのフロントでチェックイン手続きを済ませます。




大きな全面窓から見える紅葉も美しくて、ホッと一息つけます。




ウェルカムドリンクには、近隣農園のりんごジュース。
自然な甘みがぐっと染みいる...!旅路の疲れも癒されますね。




目の前の紅葉が気になったので、再び外に出てみました。










眩しいくらい艶やかな紅葉。
今年の秋は、全国的に紅葉の名所の色づきがよろしくないとのことですが、
「界 鬼怒川」の敷地内の紅葉は見事!!しばらく紅葉を一人占めして散策を楽しみました。




フロアマップも頂いたので、引き続き館内を探索。




「界」ではお馴染みの「トラベルライブラリー」は、中庭を望むロビーに位置。






セルフサービスのコーヒーや紅茶も備わっています。






春になれば中庭の桜の木は優しいピンク色に染まるのでしょうね。
秋の紅葉、冬の雪景色だけでなく、季節ごとに移り変わる四季の色合いを愛でに再訪したいものです。



客室で寛いだり、大浴場でのんびり過ごしたり...
自由気まま、思いのままに過ごす時間は、日常をせわしなく過ごす私にとっても幸せなひとときです。



■PM 21:00 ご当地楽ー益子焼の陶琴で奏でる演奏会



夕食後には、ロビーラウンジで「益子焼」の陶器による演奏会を開催。
「界 鬼怒川」オリジナルで製作された陶琴や笛は、世界に一つだけのオリジナル益子焼楽器です。


「益子焼」を楽器にするには、様々な工夫と苦労もあったとか。
柔らかな音色で奏でられる演奏に心も和みます。




実は、玄関前のホールにある益子焼の水琴窟も、透き通った美しい音色を奏でてくれます。
柄杓を手にとり水をかけながら、是非ともその音色を確かめてみて下さい。





■AM 8:30 朝食ー益子焼の器に盛られた栃木の食材尽くしの料理



宿泊翌日の朝食も、栃木名物の食材がふんだんに使われています。


季節のひとしなの先付けには、ヤシオマスを椿の花に見立てた一品。




さらには、ヤシオマスを焼き魚としても食べることが出来ます。



夕べの料理では「龍神鍋」として煮たヤシオマスを頂いてますが、調理が変わると味わいも異なりますね!


豆腐と湯波の鍋で、体の芯からほっこり温まり...ぽかぽか♪




江戸時代末期より製作されている「益子焼」。
石材粉や金属粉で色付けするため、重厚な色合いとぼってりした肌触りが特徴的です。




実はこの湯呑みも「益子焼」。作品によって様々な風合いを感じ取ることが出来ます。


朝食の時に使用した器だけでなく、箸に至っても「益子焼」を使用したデザインのもの。
色合いが素敵なだけでなく、実際に使用した際の使い心地も良くて、とても気に入りました。



この箸は売店でも販売していたので、私はお土産用に色違いで購入しました。



■AM 11:00 チェックアウト前には選りすぐりの栃木土産を購入



「益子焼、黒羽藍染、大谷石、鹿沼組子」といった栃木民藝は、売店においても数多く販売。

客室で使用した湯呑み、セルフサービスのコーヒーのカップなど、
滞在中に手に取っていたものが、そのままお土産品として購入出来る点も嬉しいです。


なかには、「鹿沼組子」のピアスといった珍しい物も。(ピアスは初めて見ました!)



食べ物だけでなく、お洒落な工芸品も沢山取り扱っているので、ついついお財布が緩んでしまう!
お土産品を購入すれば、帰宅後も引き続き旅の想い出に浸ることが出来ますね。



izumin


【まとめ:星野リゾート 界 鬼怒川 | 栃木 鬼怒川温泉の旅】INDEX






星野リゾート 界 鬼怒川 | 栃木県 鬼怒川温泉




東京から約2時間。とちぎ民藝が光る木漏れ日の湯宿。
全客室に益子焼、黒羽藍染、大谷石など、とちぎ民藝をモダンに設え、
うち20室には名湯鬼怒川温泉を楽しめる露天風呂も。


住所:〒321-2526 栃木県日光市鬼怒川温泉滝308
TEL:050-3786-0099
交通アクセス:【電車】東武鬼怒川線・鬼怒川温泉駅よりタクシーで約5分
       【車】日光・宇都宮道路 今市IC~国道121号線(今市ICより約25分)
客室数:全48室(露天風呂付客室 19室/露天風呂付ペットルーム 1室/和室 28室)
チェックイン:15時
チェックアウト:12時
WebSite:http://kai-kinugawa.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/kai.ryokan
OPEN:2015年11月10日