【ロイヤル・プリンセス 地中海とエーゲ海クルーズ 旅行記 Part6】モンテネグロ・コトル(絶景スポット篇)
モンテネグロのコトルを訪れたら必ずしておきたいこと、それは街の背後にそびえ立つ山に築かれた城壁登り。
総延長4.5kmの長さをを誇る城壁を巡った先では、セピア色の屋根の続く旧市街と大自然とが溶け込む絶景に出逢えます。



「果たして、一人で城壁を登り切れるのだろうか?」と不安を抱えながらチャレンジした登山記録を中心に、コトルの絶景を紹介します。




城壁登りにチャレンジ!コトル旧市街と絶景を一望してみよう
先ずは、迷路のような旧市街のなかに佇んでいる、城壁への登り口を探すこと。
街中にすっかり馴染んでいるレリーフ門を見つけさえすれば、もう迷うことはありません。



門の傍らには城壁のルートを示す地図が掲げられているので分かりやすいかと。
このルートを見ると距離や難易度が分かるので、写真に撮っておくことをオススメします。



入場料は3ユーロ。朝早くに訪れたのでスムーズに入場出来ました。
頂上にはレストランやお土産売り場などは無いので、飲料水などは予め用意しておきましょう。



鉄扉の先がいよいよ本番! この石畳の階段がずっと続くと思うと...想像しただけで足がガクガク(笑)




5分ほど登りきったところで街並みを見下ろしてみると、まだまだ序の口といった景観。
クルージングのツアー客らしき人たちは、このあたりで満足して引き返す方も...チラホラ。
急勾配の石畳が続くので、運動靴を履いてないと最後まで登りきるのは難しいです。



さらに登り続けて10分ほどで小さな救世処女教会に到着。
なかなかの眺めではありますが、私が理想としている絶景を拝むには頂上を目指さないといけません。




ジグザグ状に続く石畳の階段。壁や手すりも無く、決してゆるやかとは言えない段差の連続。
見知らぬ人と励まし合いながら登ると、不思議な一体感も生まれるものです。



あと何段続くのだろう...? この辺りから無の境地に(汗)
何世紀にも渡り造られたという城壁が、私の前にまだまだ立ちはだかります。




たびたび写真や動画撮影に時間をとっていたので、1時間半ほどで頂上に到着!
途中で引き返している方も目にしていたので、ここまでたどり着けたことが何よりも嬉しい!!
防御陣地として利用されていた要塞が、かつての面影をそのまま残しているのが良く分かります。




三角の形に突き出した旧市街の街並み、緑色に輝く海、その背後に連なる山々の絶景に感動。




ゆらゆらとはためくモンテネグロの旗。晴れた青空に映えますね。




湾の先には『ロイヤル・プリンセス』の姿も確認。
必ず自分の足で登ってこないと眺められない絶景だからこそ、達成感もこみ上げます。



絵はがきで見るよりも、うんと素晴らしくて言葉にならないくらい。
石畳の階段を往復するのにかなりの体力を要しますが、その辛さを忘れてしまうほどです。



頂上には売店等は一切無く、さながら廃墟といった独特の雰囲気を醸し出している点も趣深いですよ。


コトルを出航しても素晴らしい絶景が続くのです


さて、コトルでの絶景体験はこれだけではありません。
旧市街の散策を終えた後、『ロイヤル・プリンセス』の船上からも感動的な光景がまだまだ続くのでした。

例えば、テンダーボートで帰る途中に出逢う光景もその一つ。
過ぎゆく湾岸沿いの街並みや観光船が、コトルでの想い出をさらに深くしてくれるのです。






『ロイヤル・プリンセス』に戻ると、プールデッキではミュージシャンによる生演奏も催されていたので、ゆっくりと過ごしてみることに。
壮大なモンテネグロの山々が天然の音響効果となり、まるでコンサートホールのような臨場感!






優雅な情景と音楽に包まれながらジャグジーにつかれるなんて、幸せすぎますよね!!
モンテネグロの国名は、現地名で黒い山(ツルナ・ゴーラ)というだけあって、岩肌の目立つ山々が特徴的なのが分かります。




出航後まもなくして、ペラストの街と2つの小さな島が見えてきました。



ペラストの街は造船所の事業が繁栄したことで、1700年代より発展し始めたのだとか。



右は修道院のある「スベティ・ジョルジェ島」、その左奥にあるのが「岩礁のマリア教会」のある人工の島。
いずれの島も、ペラストから船に乗ってむかえば上陸出来るそうです。気になりますね...!




コトル出航後は通り雨が続いていたのですが、ようやく晴れたと思いバルコニーへ出てみると、見事な虹を発見!
「プールデッキではどんな状況で見えるのだろう!?」と気になり、直ぐさま上へと向かいました。



今まで見たことがないくらい大きな虹! 『ロイヤル・プリンセス』の航海をまるで祝うかのよう。
写真では右端が切れてますが、海上をぐるりと囲む虹の出現に、皆が驚き写真を撮っていました。



虹の出現は一瞬の出来事であったものの、この日の夕焼けも本当に美しいものでした。
クルーズ旅を何度重ねても、日々目にする自然現象に同じものはなく、いつも心を潤してくれます。






izumin



ロイヤル・プリンセス 地中海とエーゲ海クルーズ 旅行記




ロイヤル・プリンセス(ROYAL PRINCESS)
『プリンセス・クルーズ』史上最大となる14万トンクラス。全客室の80%を占める海側客室は、全室がプライベート・バルコニー付き。海上から40メートルの高さに設置されたガラス張りの回廊「シー・ウォーク」と「シー・ビュー・バー」の他、噴水ショーを彩る「ファウンテン・プール」、洋上初のテレビスタジオ「プリンセス・ライブ」など驚きの新施設が目白押しです。
URL:http://www.princesscruises.jp/ships/royal-class/

プリンセス・クルーズ(PRINCESS CRUISES)
クルーズ業界で最もよく知られる名前の一つであるプリンセス・クルーズは、現在17隻の近代的な客船を運航する、世界的なクルーズ会社。革新的なデザインの客船で、食事やエンターテイメント、アメニティーの豊富な選択肢を、上質のサービスとともに提供。世界的なクルーズ会社のリーダーとして、年間170万人のゲストを世界中の目的地に向け て、4泊から111泊のクルーズを運航。
WebSite:http://www.princesscruises.jp
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