【#梅しごと】無印良品の「果実酒用ビン約2L」で梅シロップを作った記録(あとレモンシロップも...)
ほぼ毎日、インスタグラムに旅やライフスタイルに関することを投稿しています。
近ごろブログはぼんやり更新。それも私なりに理由があったりで。

とはいえ、初期のウェブサイトを運営していた頃から、はや20年が経過。
ずっとネットとお付き合いしている訳ですが、当初は自分の楽しい記録だけをわぁわぁ綴っていたはずが、気がつけばいろいろオファーをいただくようになり、世界中を飛びまわり......
寄稿記事などふくめ、書けば書くほど、まったく自由が無くなっていくような、この不思議な感覚。
(いや、本来は自由に楽しく更新して良いのがブログです)

本当は好きなことだけを気ままに書きたいのに、そうもいかないところまでやってきました。
(こんな表現をしている時点で、とてつもなく自由に書いているーという気分↑ どうだ、なんて偉そうなんだ! 笑)

人のためになることを書かねば!
ちゃんとした紹介をせねば!
きちんと分かりやすい詳細で説明せねば!

な、固定観念がずしっとのしかかっていた訳ですが、自分のブログだし、記録だしで、じゆーーーに書くことにしました。


という訳で、前置きは長くなりましたが、「#梅仕事」の話はここからです。


《梅シロップ》果実酒用ビン約2Lの作り方をだらだら綴ります



以前も親友と梅酒を作ったりしていましたが、ここ数年はごぶさた。
とはいえ、インスタで「#梅仕事」の投稿が流れてくるたびに、うずうずうずうず。
ずっと買おうと思っていた、無印良品の「果実酒用ビン」を、無印良品週間の10%オフを機に購入。
簡単に“購入”と書きましたが、どこの店舗でも扱っている訳ではないので、店舗在庫を調べわざわざ自転車をかっ飛ばして買いに行ってます。

手に入れたのは、「果実酒用ビン 約1L」と「果実酒用ビン 約2L」。
私が思うにセラーメイトとほぼ同じに見えるんだが......でも、無印好きだからいいやってことで。

そして、「ステンレスレードル」もあわせてGETしてきました。
(口コミを見たら、ビンの底からシロップをすくうには、これがある方がすごく楽だよーと見かけたので)

肝心の梅はといえば、南高梅を高級スーパーでお買い上げ。
梅パトロールでいろいろ品定めをしたところで、しばらく漬けるものだし、傷なしが良いなぁと思いプチ奮発。



今回、私が作ってみたかったのは《梅シロップ》だったので、用意したのは以下です。

-《梅シロップ》材料-
南高梅 約1kg
氷砂糖 1kg

-《梅シロップ》道具-
果実酒用ビン 約2L
きれいなふきん
竹串(もしくは爪楊枝)
ドーバーパストリーゼ(除菌用)
ペーパータオル
ジップロック(梅の冷凍用)



《梅シロップ》作り方に関しては、後ほど写真も少し加えますが、簡単に説明すると、
-《梅シロップ》作り方-
①梅を洗い、3~4時間ほど水に漬けてあく抜きをする(←しない人もいるらしい)
②あくを抜いた梅のヘタを竹串などで丁寧にとる(テコの原理を利用)
③梅をペーパータオルなどでしっかり水分をふきとり、ジップロックにいれて約一日冷凍

~翌日~
④果実酒用ビンをパストリーゼでしめらせペーパータオルでしっかり除菌する
⑤凍らせていた梅は、きれいなふきんを用い霜をふきとる
⑥ビンの底から、氷砂糖→梅の順番で重ね入れる
⑦蓋をする

以上。
軽量もいらずで簡単。あとは2週間ほど経つと、おいしい《梅シロップ》になります。
ちなみに、梅酒にしたい場合は、ビンを4Lサイズにアップし、ホワイトリカーをどばどば入れればOKです。



梅に関しては、凍らさない方もいるようですが、凍った梅だと組織が破壊されてエキスが出やすくなるのだとか。
つまり、はやく《梅シロップ》が完成する~わぁ~い! ということですね。



パストリーゼは日常使いしている、私の愛用キッチン用具。
今回はビンの除菌用として使用しています。
実は、冷蔵庫掃除をはじめ、電子レンジ、キッチンの壁などをパストリーゼでペーパーで毎日ふきふきしてます。(こうみえて掃除が趣味!)
パンやお菓子を作るにも、手のひらにシュッとして除菌するし、特に梅雨時期の除菌対策にも活躍してくれますよ。



氷砂糖と梅を交互に入れていくのも楽しいよね。
几帳面は方は丁寧に入れそうだけど......いずれにしろ、氷砂糖が溶けてしまうので、適当が楽ちんだよ。


さて、ビンに詰め終わった後の記念撮影がこちらです。



おやおや、真ん中にあるのはなぁに~??
答えは、小さいサイズでブランデー漬けも仕込んでみたのです。

フルブラ、懐かしいーーーー! 昔、サントリーさんの案件であったよね。
ちょいと検索してたどったら、自分が書いた記事は2013年だった! あの頃は、ブロガー案件イベントがやたらありました。



フルブラの基本的な作り方は、“フルーツをカット→ブランデーを注ぐ→翌日にはおいしい”
だったので、当時はオレンジやリンゴなどでよく作っては、ソーダで割って飲んでました。


では、《梅シロップ》と《梅のフルブラ》の3日後の様子がこちらです。



氷砂糖が溶けてシロップになりつつある。
成長はやい! ちょっと感動......。

おやおや、一番右にまた何か増えているよね?
そうです。実は《梅シロップ》を仕込んだ初日に、《レモンシロップ》も作っていたのです。



用意したのは、防かび剤やワックス不使用のレモン、奄美諸島のサトウキビ「素焚糖(すだきとう)」、オランダで買ったはちみつ。

甘さを白砂糖でなく、ミネラルやカルシウムが豊富なサトウキビをセレクトし、レモンもしっかり吟味したのがポイントです。
こだわりのレモンであるものの、洗う時には、亀の子束子「白いたわし」を使いながら粗塩でこすり洗いするようにしてます。



試しに味見をしてみたら、さすが、自家製レモネード! おいしいぃぃ!
レモンのクエン酸で疲労回復+サトウキビでミネラル類やビタミンB群、カルシウムも補えて良い-!

本当は7日くらい寝かしてからがいいみたい。でも、あまりにおいしくて、
「あぁ、これはブログにまとめておいた方がいいなぁ。」と思ったわけです。


続きまして、《梅シロップ》の経過をまとめてみました。



撮影していない日もありますが、経過様子をなんとなーく分かってもらえたら嬉しいです。

......で! 11日後の様子がこちらです。



氷砂糖もすっかり溶けきって、梅もしわしわ~。
シロップは鍋に取り出し、沸騰しないように注意しながら15分ほど熱を加えます。
途中アクがでてくるので、しっかり取り除くこともポイント!
とはいえ、最初の仕込み段階で梅を水につけてアク出しをしていたおかげか、アクはほとんどでませんでした。



アツアツを冷ましたら、キルナー(Kilner)のラウンドドレッシングボトル(ROUND DRESSING BOTTLE)へ注ぎます。⠀
250mL×3本+味見用のシロップが少々といった感じだったので、3本購入でちょうどぴったり。⠀
できあがったシロップの量をただしく計測はしてませんが、梅約1kg+氷砂糖1kgでおおよそ800mlのシロップだと思います。



しわしわの梅の活用ですが、散々迷ったあげく、梅の甘露煮にしてみました。
梅ジャムか、梅味噌か...と迷いがちな方は、のちのちどちらにも転がることのできる甘露煮がおすすめかと!
甘露煮作りのコツとしては、ひたひたの水分+砂糖でじっくり煮詰めること。
空気にふれる部分が少ない方がふっくらしあがるので、火加減弱めで鍋蓋をしながら(少しだけ蓋をずらしておいてね)、水分が減らないように調整してください。



甘露煮は梅サワーを飲むときに用いてみても、良い感じですよ。



シロップの入れ物はいろいろ悩みながら探していた時に東急ハンズで見つけました。
最初は800mlサイズの瓶にいれる予定でしたが、小分けの方がなにかと便利だと気がつきました。
キルナーは英国ブランドで、この青いギンガムチェックの蓋の「ツイストトップ・シリーズ」は、とても私好みです。
保存は冷蔵。私は野菜室に立てて保存してます。

以上、梅仕事のもろもろを綴りました。
まだ梅が販売していることもあるので、今からでも間に合うはず。
皆さんの参考になれば嬉しいです。



izumin



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