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1度で2度おいしい!キャセイパシフィック航空で行くマンチェスター&ロンドンの旅
 体験ブロガーとしての英国旅レポートをお届けします!



イギリス北西部チェシャー州の街、『Chester(チェスター)』。
ロンドン・ユーストン駅からチェスター駅までは、列車で約2時間の距離に位置し、
私が滞在したマンチェスターやリヴァプールからも近く、車だと約1時間ほどで行くことが出来ます。


※『不思議の国のアリス』の作者 ルイス・キャロルも、チェシャー州出身。

それでは、まるで絵本のよう!な、心躍るチェスターの街並みをお届けします。



■白壁に黒い格子がおしゃれ!な「ザ・ロウズ」


※右手奥に見えるのが、チェスターの街の中心部を貫く大通りの交差点「ザ・クロス」!

チェスター観光の目玉のひとつでもある、白壁に黒い木組みのチューダー様式建物「ザ・ロウズ」。
イギリスで最も美しい街並みの1つにも挙げられるだけに、どの場面を切り取っても絵になります。
同じ通りでも、角度や時間帯などによって様々な顔を見せてくれますね。







※奥には、修復中のイースト・ゲート時計台が。


また、木組み造り建物同士は、その2階部分がアーケードのように繋がっていたりも!



雨に濡れることもなく、建物を通り抜けていけるなんて面白いですよね。
英国御用達のお店や、雑貨店などなど、まるで商店街を歩いているような気分に!


1階にあるお店は、イマドキの流行店やファッションブランドだったりもするのですが、
由緒ある建物内(なかには14世紀頃より存在するとか!)に、
古きと新しきが融合しながらも、街自体がまとまっている感じが良いですよね。





例えば、チェスターにあるスタバだって、「ザ・ロウズ」にすっかり溶け込んでいます。





■ジョン・レノンとも深いゆかりがある建物

数多くある建物の中でも、おさえておくべき1つの『Bear and Billet(ベアー・アンド・ビレット)』。
1664年に建築され、時代によっては宿泊施設だったりもしたようです。
現在は、パブレストランとして営業。第一級指定建築物(グレード1)にも指定されています。


※1873年に、ジョン・レノンの祖母 Annie Jane Millward(アニー・ジェーン・ミルワード)がここで生まれたとか!


通りに面した小さなガラスの数が気になって、(撮影した写真より)数えてみたのですが...



・1番目の段(1枠あたり20枚×16枠=320枚)
・2番目の段(1枠あたり25枚×16枠=400枚)
・3番目の段(1枠あたり20枚×16枠=320枚)
・4番目の段(1枠あたり25枚×16枠=400枚)

すべてを足してみると、合計1440枚もある!ことが分かりました。




今回はお店の中まで入れなかったのですが、店内からガラス越しからの景色を眺めても見たかった...!
(しかし、お店のウェブサイト内に中の様子を発見。便利な時代です。)




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なお、このベアー・アンド・ビレットは、ブリッジ・ストリートとキャッスル・ドライブが
交差するあたりのディー川近くにあります。続いては、そのあたりからご紹介します。



■城壁巡りとディー川散策で、チェスターの歴史にも触れる



ベアー・アンド・ビレットよりディー川沿いに抜けてみました。


ディー川にかかるハンドブリッジは、どの角度からみても絵になりますね。


※右奥に見えるは、セント・メアリー教会。







ディー川に沿って、のんびりと散歩するのも楽しいのですが...
イギリスの中で最も完全な状態で残る城塞都市チェスターの醍醐味である
城壁歩き(一周約3キロ)を忘れてはいけません!!


その城壁に手を添えているのは、ブルーバッジ・ガイドのペギー(Peggy Grimshaw)さん。
今回のチェスター散策を詳しく案内してくれたガイドです。


※彼女が待ち合わせ場所に来たとき、本物のメリー・ポピンズが登場したかと思ったほど!!


チェスターの語源は、ラテン語の「カストラ(castra)=陣地、砦」からも分かるように、
チェスターは城壁によって街全体が守られていた要塞都市でした。





城壁を巡っていると、ローマ時代の円形競技場跡を発見したり、
ローマ時代の石柱や石造りの遺跡があったりと、古代ローマ時代にタイムスリップしたかのような気分に♪


※競技場の半分が建物の下に眠っているとか!


※煉瓦造りの城壁が街並みに溶け込み、風情があります。



街中にあるひとつひとつを巡っていたならば、あっという間に日も暮れて。
半日ではとうてい足りない...改めて、数日かけて散策してみたい街です。








続いての記事では、世界初の競馬場として誕生した「チェスター競馬場」をご紹介します。


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Chester(チェスター)



WebSite:http://www.visitchester.com/
Facebook:https://www.facebook.com/visitchesterandcheshire
Twitter:https://twitter.com/VisitChester_s


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 (本企画は、「英国政府観光庁」と「キャセイパシフィック航空」によりご招待頂きました。)