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【リーガル・プリンセス バルト海クルーズ 旅行記 Part2】デンマーク・コペンハーゲン 寄港地観光1日目

12世紀に築かれたコペンハーゲンは、後期ルネッサンスとロココ建築の大宝庫!
「北のベニス」と称賛されるだけに、数々の島と入り江の上に築かれています。


1843年に開園した世界最古のテーマパーク「チボリ公園」で童心に返り、
アンデルセンが愛した港町「ニューハウン」のカラフルな街並みを歩きながら、
「人魚姫の像」を目指してみたり。もしくは、運河ツアーを楽しんでみるも良し。
観光客に大人気の「アマリエンボー宮殿」の衛兵交代式では、シャッターチャンスを逃さずに!



前記事はコチラ >> 【リーガル・プリンセス バルト海クルーズ 旅行記 Part1】はじめに~寄港地スケジュール、乗船手続き、客室~



■デンマーク・コペンハーゲン 観光MEMO(ほぼ備忘録!)
滞在時間:約6時間
移動手段:徒歩のみ
港と街の距離感:バスもしくはタクシーが良い(徒歩だと1時間半弱かかって大変)
ショアエクスカーション(寄港地ツアー):参加せず、全て自由行動
通貨 為替:デンマーククローネ 18.13/円(2015年5月現在)
滞在時の天候:晴れ時々雨(ザッと雨が降って急に晴れるパターンの繰り返し)
滞在時の温度:最高14度 最低8度(2015年5月13日)
滞在時の服装:安定しない天候のため、日本でのお花見時「夜 or 寒い日バージョン」が適している
その他:街の中心部は観光客が多く、昼間は女性一人でも歩きやすい。
    ショッピングもしやすいが、物価は高くてスタバのトールラテが700円ほど。
    


■切妻造りの建物がカラフル!旧港ニューハウン



デンマークの代表的な童話作家、アンデルセンが好んで住んでいた、
北欧でも最古のウォーターフロント「ニューハウン」は絶好の撮影スポット!


港の端に展示されているイカリは、国定記念碑。
第二次世界大戦で命を落とした、1700人のデンマーク兵を称えるために置かれているとか。




カフェやレストランなどの飲食店やアンティークショップが建ち並び、運河には古い木製船が数多く停泊。
運河クルーズツアーに参加する観光客であふれ、賑やかな雰囲気に心も踊ります。






※オープンサンドイッチ「スモーブロー」は、ナイフとフォークを使って召し上がれ!

人気のレストランが軒を連ねていることもあって、レストランの価格は高め。
それでも、天気の良い日はテラス席での食事は最高なので、休憩がてらに立ち寄るのもオススメ♪



■「アマリエンボー宮殿」前で行われる、近衛兵の衛兵交代式は見応え有り!



デンマーク王室の冬の居城「アマリエンボー宮殿」。
4つのロココ調宮殿が繋がり、中庭は美しい8角形をしています。



広場中央にある像は、この宮殿の造営者であるフレデリク5世の騎馬像。




ここで必ずおさえておきたいのは...石畳の広場で行われる衛兵交代式!
女王が滞在中している時だけ、デンマーク近衛兵が「アマリエンボー宮殿」前で衛兵交代を行います。


※左奥に見えるのはロマネスク・バロック様式「フレデリクス教会」。


楽器を奏でながら、足並みそろえて進む姿がなんとも美しい!





この光景見たさに、広場には11時過ぎくらいから観光客がどんどん集まりはじめ、
観光客(数百人レベル)をまとめるだけのために、数名の警備員が配置されるほど。

大勢の観光客を写さないように、はやめに列の先頭を陣取ったり、近衛兵の移動を追って駆け足で撮影。
実は行列の合間から背伸びをしてカメラをズームしたり、時には走ったりと、かなり試行錯誤してます(笑)
(大型客船の寄港が重なった日には、広場一帯は観光客だらけに!)


ちなみに、衛兵交代式が行われていない時間帯も、数名の近衛兵が「アマリエンボー宮殿」前にいます。




近衛兵の青い制服姿をチェックしてみるのも楽しいですよ♪(そして、なかなかのイケメン!!)





■世界三大がっかり!?いやいや、かなり大人気な「人魚姫の像」



ハンス・クリスチャン・アンデルセンの童話『人魚姫』をモチーフにしたブロンズ像。
この「人魚姫の像」は、1913年に彫刻家エドワード・エッセンによって造られています。

なんとなく...憂いに満ちた表情のように思えますね。



「世界三大がっかり」の一つと言われている理由は、想像していたよりも小さいからだとか。
市の中心地からは3キロくらい離れた場所の海岸に、ポツンと存在しているので、
「せっかくここまで来てみたのに、このサイズだとは!」と思う方が多いからでしょうか。


とはいえ、観光客の撮影スポットとして名高く、「人魚姫の像」とのツーショット撮影待ちの行列も!




よく観察してみると、二本足の足首の辺りから魚のヒレへと替わっている!



「人魚姫の像」の100年間の歴史を辿ってみると、心ない損壊から幾度も耐えつつ、何度も修復されていて。
そんな背景を知ったならば、海に溶け込むようにひっそりとたたずむ「人魚姫の像」が愛おしく感じました。



■1843年に建てられた世界最古の遊園地「チボリ公園」



1843年に開園した「チボリ公園」は、あのウォルト・ディズニーも訪れ、
「ディズニーランド」を誕生させるためのモデルになったとも言い伝えられるテーマパーク。


世界最古の木製ジェットコースター、メリーゴーランド、空中ブランコ・スターフライヤーなど、
たくさんの乗り物を楽しめるだけでなく、数々の野外劇場も存在しています。

来訪時はあいにくの雨...あまり良い写真撮影ができなかったので、ひとまず園内地図を(涙)


※アンデルセンも「チボリ公園」をこよなく愛し、童話の構想を練ったとか!


緑がいっぱいの園内には、子供たちや家族連れだけでなく、ご年配夫婦の姿も見かけました。







夜になるとまばゆいばかりにライトアップされて、幻想的なイルミネーションを堪能できるとか!
(次回こそは必ず夜に訪れて、好きなだけ撮影してみたい♪)

毎年4月~9月に営業し、ハロウィンとクリスマスの時期も開園。
夜23時~0時くらいまで営業しているので、イルミネーション好きにもたまらないでしょうね。



■世界初の歩行者天国ストロイエ通り、ラウンドタワーより街を見おろして

デンマーク語で「歩くこと」を意味するストロイエは、車両が通れない歩行者天国。


※アマー広場にある「コウノトリの噴水」。買い物中の待ち合わせ場所としても分かりやすい。

高級ブランドのブティックをはじめ、コペンハーゲンならではのブランドショップ、
レストランやカフェなどのさまざまなお店が賑わう目抜き通りです。


雨がザッと降ったかと思えば急に晴れたりと、ほんの数十分でも空の色が全く違って面白い。



「コペンハーゲンの街並みをみおろしたい!」と思い、やって来たのが「ラウンドタワー」。
クリスチャン4世によって1642年に建てられ、1861年までは天文観測場として利用されていました。




地元の子供たちの校外学習に交わりながら、入場料(25デンマーククローネ)を払い、登ってみることに。


タワーの中がぐるぐるの螺旋状(7.5周)になっている!(知識が無いまま訪れたのでビックリ...!)


※長さ209mのスロープ状の通路。馬車に乗ったロシアのピョートル大帝とエカテリーナ妃が駆け上がったとか。


地上34.8mにある屋上の展望台より、コペンハーゲンの古い街並みを360度見渡して。





シェイクスピアの戯曲ハムレットの舞台「クロンボー城」、博物館として公開されている「ローゼンボー城」など、
コペンハーゲンで見ておきたいお城巡り制覇はできなかったものの、自由な街並み散策だけでも大大大満足!





【本記事のおさらいポイント!】
・カラフルな「ニューハウン」は絶好の撮影スポット!青空の日に訪れたい!
・「アマリエンボー宮殿」の衛兵交代時間にあわせ、11時半には広場で待機しておくべし。
・アンデルセンの童話をモチーフにした「人魚姫の像」は、意外にもがっかりでは無かった。
・世界最古の遊園地「チボリ公園」は夜遅くまで営業。しかし、営業期間に要注意!
・「ラウンドタワー」のぐるぐる螺旋状スロープを駆け上がれば、コペンハーゲンの街並みを一望できる!



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【まとめ:リーガル・プリンセスで行く「スカンジナビアとロシア 12日間」バルト海クルーズの旅】INDEX








リーガル・プリンセス



『プリンセス・クルーズ』史上最大となる14万トンクラス。全客室の80%を占める海側客室は、全室がプライベート・バルコニー付き。海上から40メートルの高さに設置されたガラス張りの回廊「シー・ウォーク」と「シー・ビュー・バー」の他、噴水ショーを彩る「ファウンテン・プール」、洋上初のテレビスタジオ「プリンセス・ライブ」など驚きの新施設が目白押しです。

乗客定員:3,560人
乗務員数:1,346人
総トン数:142,229トン
就航:2014年5月20日 「処女航海 地中海とエーゲ海クルーズ」
命名式典:2014年11月5日 フォートローダデール 東カリブ海クルーズ
     『ラブ・ボート』メイン出演者6名により命名
全長:約330メートル
全高:約66メートル
全幅:約47メートル(シー・ウォークを含む)
デッキ数:19
喫水:約8.5メートル
航海速度:22ノット(時速 約41km)
URL:http://www.princesscruises.jp/ships/royal-class/


プリンセス・クルーズ
クルーズ業界で最もよく知られる名前の一つであるプリンセス・クルーズは、現在18隻の近代的な客船を運航する、世界的なクルーズ会社。革新的なデザインの客船で、食事やエンターテイメント、アメニティーの豊富な選択肢を、最上級のサービスとともに提供している。
世界的なクルーズ会社のリーダーとして、年間170万人のお客様を世界中の目的地に向けて、4泊から111泊のクルーズを運航している。

WebSite:http://www.princesscruises.jp
Facbook:https://www.facebook.com/PrincessCruises.JP
Twitter:https://twitter.com/PrincessCruisJP
YouTube:https://www.youtube.com/user/PrincessCruisesJP/feed

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