ベイクウェルの街で英国伝統菓子「ベイクウェル・プディング」の元祖を食べてみた+よもやま話 -Day2- #lovegbfinnair

19世紀後半、ひょんな失敗から生まれたと言われている「ベイクウェル・プディング」。
イングランドの中心部のダービーシャー州の町、ベイクウェルにも由来するといわれ、その諸説はさまざま。





『フィンエアーで往く、英国周遊の旅』の2日目には、
ベイクウェル・プディングの発祥地である、田舎町ベイクウェルのティールームを訪問。



製菓に関しては、そこそこの知識を持っている私。
過去に複数の製菓教室に通い学んでいたり、自宅にも道具をひと通り揃えていたり、
更には「スイーツコンシェルジュ」の資格を保有している身としても、製菓の発祥地を訪れることはこの上ない幸せ!

それでは、地元ベイクウェルで有名な「ベイクウェル・プディング」のお店をご紹介しましょう。


ミセス・ウィルソンが創業した「オールド オリジナル ベイクウェル プディング ショップ」



『The Old Original Bakewell Pudding Shop(ジ・オールド オリジナル ベイクウェル プディング ショップ)』は1865年創業。
この辺りには、ベイクウェル・プディングにまつわるお店が幾つか存在するらしく...
どこの店舗も元祖とうたっているのは、他の国の観光地でも「あぁ、よくあるある~! 」な事柄の一つですね。


今回訪問したお店も地元の人たちで大賑わい。客層は年代問わず...という状況が分かります。




創業者「ミセス・ウィルソン」の肖像画。



どの家庭でも馴染みのあるベイクウェル・プディング。
それを商品化し、お店を開こうと考えた先駆者ということで、当時は注目を浴びたことでしょうね。

ところで、「ベイクウェル・プディングとは何ぞや?」という方の為に簡単にまとめておくと...
■ベイクウェル・プディングとは?
パイ生地に近いようなタルト地にジャムを薄く敷き、その上に卵とアーモンドを混ぜ合わせたアパレイユを流し込んで焼いたもの。

見た目からも分かるように材料やレシピもシンプル。家庭で気軽に作られている製菓だと理解出来ます。


但し、専門店ではちゃんとした箱などにあつらえているので、よりトクベツ感も増しているように感じます。

Our exclusive buy one get one half price offer on Bakewell Puddings and Tarts is back in time for Mother's Day! Order...

The Old Original Bakewell Pudding Shopさんの投稿 2016年2月15日



手前は「ベイクウェル・プディング」、奥は「ベイクウェル・タルト」。
ベイクウェル・タルトの方はアイシングがかかっているので、好みは分かれそうかな~?




生地の食感は日本でも流行った生カステラにも近い。そしてアーモンドエッセンスの香りが強いのも特徴です。



「杏仁豆腐みたいな味だ!」と一同騒いでいましたが、実は杏仁豆腐もアーモンドエッセンスを代用していることが多いの。
(本場中国だと「杏子の種」を用いるのだけれど、アーモンドエッセンスでも美味しく作れちゃうんですよね~♪)

ベイクウェル・プディングは甘みも強かったので、強いアルコールとマリアージュしても良かったかも!?




と思っていたならば、ちゃっかりエールビールも頼んでいる人がいた!(笑)




有名人、著名人もたくさん訪れるお店だけに、観光客からも大人気のようですよ。




一人でゆっくりとまどろみながらのティータイムにもピッタリなお店の雰囲気も最高でした。




「オールド オリジナル ベイクウェル プディング ショップ」の店内をくまなくチェック-!

ショーケースを覗いてみたならば、ベイクウェル・プディングに限らず、様々な焼き菓子も発見。
写真を撮っているだけでもテンションがあがってしまう、CUTEなお菓子が多いですね!






お土産にもぴったりな品々も揃っていたので、もう少しゆっくりチェックしてみたかったなぁ~♪





あぁーーーレシピ本!こういうのを買って帰りたいんだよ(時間が足りない。涙)


内壁には絵画が幾つも飾られていて、そのなかで気になったのが愛らしい鴨の絵!



ほんの少し前にホンモノの鴨をたくさん眺めてきただけに、ご縁も感じてしまう。
それでは、最後に「鴨&カモになっている人?」をご覧下さい(笑)


デビッド・ベッカムも視察に訪れたはず? なフェンネル・ストリートエリアの絶景地

先ほどの「オールド オリジナル ベイクウェル プディング ショップ」を訪ねる前に
チラリと立ち寄った、ワイ川沿いに位置する「Fennel Street(フェンネル・ストリート)」バス停近く。

長閑で閑静なこの一帯は、日本の観光客誰もが立ち寄るような場所では無いのですが、
どうやら地元でも高級な別荘地としても有名だとか!?


現地ガイドさんによる情報では、
なんと! あのデビッド・ベッカムもこの辺りに別荘を購入しようとしていたらしい!!!!



そんなよもやま話を聞いてからだと、しっとりと佇む鴨たちでさえも非常に品格を感じる。

近寄っても逃げるそぶりさえも見せない落ち着きぶり。人に慣れているのか、もしくは全く気にかけていないのか。




えっ...なになに!? 鴨たちと並んで撮影会?? (それにしても、二人がペアルックカラーで怪しい。笑)




気を取り直して、私はリバー川を優雅に泳いでいる鴨たちを撮影。




あいにくの曇り空でしたが、英国らしい穏やかな景観が居心地良くて! ずっとのんびりしたかった。。。




えっ..またもや...!? (ちょっと目を離したすきに..汗)


※あやちゃんのかわいらしさはさておき、たのっちさんの超絶スマイルが...ツボ(笑)

とりわけ目立つような石碑などが飾られているような観光スポットでは無いのですが、
こちらのGoogleマップフォトをご覧頂くと、あなたも訪問したくなってしまうはず!


「私もあやちゃんのように撮影してみたい~!」という方は、以下の地図を参考に足を運んでみて下さいね。



「オールド オリジナル ベイクウェル プディング ショップ」とはバスで10分前後に位置しているので、是非とも!



The Old Original Bakewell Pudding Shop(ジ・オールド オリジナル ベイクウェル プディング ショップ)
住所:The Square, Bakewell DE45 1BT, England
TEL:+44 1629 812193

Website:http://www.bakewellpuddingshop.co.uk/
Facebook:https://www.facebook.com/TheOldOriginalBakewellPuddingShop/
Twitter:https://twitter.com/RealBakewellPud




izumin



#lovegbfinnair『フィンエアーで往く、英国周遊の旅』