IZUMANIX


海外旅行中に限らず、日々暮らしている日本においても、ホテルでの食事が大好きな私。
憧れのラグジュアリーホテルのレストランを度々利用することで、
いつもとは違ったリッチな気分に浸れたり、特別なサービスに酔いしれることが出来ます。

マレーシアでのペナン滞在時においても、それぞれ異なる時間帯ごとにあわせ、
実際に楽しんできたホテルでの食事の中から3選ピックアップしてご紹介します。



■ランチ:美しい緑に囲まれた開放感あるテラスで頂く、絶品「海南チキンライス」



日本でも数年前よりブームの続く、女性にも嬉しい!ヘルシーな「海南チキンライス」。
Lone Pine Hotelの『The Bungalow』では、長方形のお皿中央に調味料を置き、
鶏肉とご飯をそれぞれ分けて配置するといったお洒落スタイル。


ボリュームたっぷりのしっとりチキンには、ジンジャー、スイートチリ、黒醤油をお好みで添えて。
思いのままにソースを変えながら、一口ごとにひろがる風味を味わいたい!



ジンジャーソースと隠し味のようなガーリックの交わる絶妙なテイストもたまらなく...
さっぱりと食べられる上品な味付けが後を引きます。(再訪の機会があれば必ずリピートしたい!)


そして、海南チキンライスとあわせて必ずオーダーしたいのが、4段重ねの弁当箱「TIFFIN LUNCH」。



ティフィン・ボックスは、元々はインドのスタイルで、プラナカンが美しくアレンジしたことでも有名。


目にも鮮やかなおかず、ご飯、スープ、デザートを合わせて約1000円ほど。(老舗ホテルでこのお得感!!)
おかずは日替わりで少しずつ変化するので、メニューでのチェックも忘れずに♪




※メニュー描かれているペナン島のイラスト地図がカワイイ!ペナン島は亀の形ということが良く分かる!


中でも、デザートで登場した「サゴ・グラ・マラッカ」は、私のイチオシ!!
いわゆるタピオカ&ココナッツミルクで、マラッカ名産のヤシ砂糖の蜜がかけられています。
こんもり盛られたタピオカをスプーンで崩し、ココナッツミルクと黒蜜を絡め、ちゅるるんと召し上がれ。



生クリームのようなコクの中にも、スッキリとした甘さと軽いほろ苦さを感じるので、
甘い物が苦手な方でも食べやすいテイストです。(見た目はシンプルですが、とても美味♪)

腕利きシェフがいると聞いていた噂通り、料理全体が日本人好みのエレガンスな味わいだったのが印象的!


なお、「海南チキンライス」、「ティフィン・ランチ」のいずれも、ホテル宿泊客でなくとも飲食可能。



Lone Pine Hotel(ローン パイン ホテル)敷地内の名物でもある、大きな木に囲まれながら、
穏やかな潮風を感じつつ、極上の南国ムードを満喫しての優雅なランチタイムは最高です。


バトゥ・フェリンギエリアにおいて最初に建てられた老舗ホテルということで、
2009年から2010年には大規模な改修と増築を行い、現在ではバンガロータイプの客室を90室が存在。




「あぁ、このプールに今すぐDIVEしたい!」と、何度呟いたことでしょう(笑)



波打ち際に近くにある、隠れ家風のリゾートホテルは、私好みなんです...♪
(良い意味でかしこまらず、ビーチ&プールを繰り返しながら、ゆるっと過ごせる滞在が何よりの理想。)

次回こそは、Lone Pine Hotelで長期滞在してみたい!


Lone Pine Hotel
住所:10 Farquhar Street, George Town, Penang Island 10200, Malaysia
WebSite:http://www.lonepinehotel.com/




■ティータイム:豪華な見た目に心も踊る、優美な「アフタンヌーン・ティー」

ジョージタウンを代表する、1885年創業の老舗ヘリテージホテルといえば、Eastern & Oriental Hotel。
ヘルマン・ヘッセ、チャップリンなど数多くの文化人にも愛され、古き良き時代を今もなお受け継いでいます。



かつて「スエズ運河より東で最上級のホテル」とも称されたホテルで、
伝統的なコロニアルスタイルのドアマンに出迎えられると、気分も更に高まります。


ホテル創業年代を店名にした『1885』では、「イングリッシュ・アフタンヌーン・ティー」をオーダー。
本場英国だけでなく、世界中のあらゆるホテルでアフタンヌーン・ティーを食べ歩く私としても、
ペナンを訪れたならば、こちらのアフタンヌーン・ティーを必ず抑えておきたいと思っていたのです。



2段重ねのティースタンドには、サンドイッチ系のパン類。
そして、別皿には一口サイズのケーキ、スコーンなどと盛りだくさんな内容!
フォトジェニックで豪華な見た目からも、女性たちの人気が高いのも頷けます。


スコーンは、プレーンタイプとドライフルーツ入りの2種を用意。
別皿に取り分けられているクロテッドクリームや苺ジャムを欠かさずに添えて。




彩り鮮やかなペストリー類のしっかりとした甘みが、旅の疲れを癒してくれるかのよう...。



ちなみにですが、ティーは最初から自分で注ぐセルフスタイル。
周りには、お一人様で気ままにアフタンヌーン・ティーを楽しむ方や、アジア系の観光客が多かったです。


「イングリッシュ・アフタンヌーン・ティー」は、あらかじめ予約をしておいた方がベターとのこと。




E&O(イースタン アンド オリエンタル)ホテルは、世界中の人々を長きに渡り魅了してきた本館に加え、
高層のニューウィング(ヴィクトリー・アネックス)を2013年3月に開業。



歴史ある白亜の建物で過ごす、大海原を一望しながらの寛ぎ時間は、最上の想い出となるはずです。


Eastern & Oriental Hotel(E&O Hotel)
住所:97 Batu Ferringhi, Batu Ferringhi, Penang Island 11100, Malaysia
WebSite:http://www.eohotels.com/




■朝食:グローバルな内容の朝食ビュッフェでは、マレーシア料理「ナシ・レマ」をセレクト

続いては、2015年春にOPENしたばかりの新しいホテル、St Giles Wembley-Penang Premier Hotel。
ペナン滞在時に私が宿泊していたホテルということで、朝食だけでなく客室の様子も重ねてお届けします。

ホテルでの楽しみの一つといえば、よりどりみどりの朝食ビュッフェ。
マレーシア料理の「ナシ・レマ」をメインによそい、ホカホカの飲茶をセレクトしてみました。



ココナッツミルクで炊いたごはんに、キュウリ、揚げた小魚、卵、ピーナッツを添えて、
サンバルソースをかけて食べる「ナシ・レマ」は、マレーシア好きの日本人にもファンが多いですよね。

ホテルの朝食では、現地ならではの料理を好きなだけ選べることも多いので、
外食時に食べ忘れてしまった伝統料理を欠かさずチョイスするのも、旅好きな私なりのポイントです。


ビュッフェの種類自体も、とても充実したグローバルな内容!
ハラル、洋食、中華以外に、納豆や味噌汁などの日本食が用意されていたことにも驚きました。



世界遺産ジョージタウンの観光を目当てに集まる、
世界中からの観光客に対して、しっかりと配慮していることが伺えます。



宿泊した客室は、使い勝手の良いベーシックスタイルタイプ。
(今回の旅では、日中は観光に勤しみほぼ外出していることもあって、程よい広さが使い易いです。)



真新しい客室設備に加えて、無料のWiFiもスムーズに使用可能。
モダンな壁紙、ウッディテイストも取り入れた落ち着いた色調の室内は、とても居心地良くて快適!


シャワーのみの部屋が多いようなので、バスタブ必須の場合は予約時に必ずチェックすることを忘れずに。


※右:クローゼット内には、イスラム文化らしい“お祈りマット”も用意。


シャンデリアの輝く広々としたロビーの先には、24時間対応のフロントデスク。






11階には、設備が十分に整った綺麗なフィットネス・ジム。
(ホテル滞在時にはジム設備が欠かせないという方も多いので、この内容ならば大満足ですね!)




フィットネス・ジムの目の前には、インフィニティプール。
プールに浸かりながら、夕暮れ時に眺めるペナン湾も美しいでしょうね。




さらには、プールサイドからの眺めが特にオススメで...♪



赤いテラコッタの瓦屋根が続く、レトロなショップハウスの街並み。異国情緒溢れていてカラフルです。


セント ジャイルズ ウェンブリー プレミア ホテル ペナンの直ぐ近くには、
ショッピングモールやミュージアムがある上に、ジョージタウンの中心といった
便利な立地に位置ししているため、市内の観光スポットへのアクセスもバッチリです。


St Giles Wembley-Penang Premier Hotel
住所:183 Jalan Magazine, George Town, Penang Island 10300, Malaysia
WebSite:http://www.stgiles.com/penang-hotels/





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【まとめ:美食旅 in マレーシア 2015年8月】INDEX