IZUMANIX


ドラマ『失恋ショコラティエ』で富澤商店の製菓材料が使われていると先日お伝えしましたが、
富澤商店のウェブサイトに載っていたショコラティエ・レシピを眺めていて、
「コレは作ってみたいな~♪」と思った、テリーヌショコラを再現してみました



テリーヌショコラに必要な材料は、ビターチョコレート、無塩バター、卵、砂糖、薄力粉。
ガトーショコラと変わらない材料で作れます。大きな違いは天板にお湯をはって蒸し焼きをする点。


ビターチョコレートとバターを湯せんで溶かした状態。ツヤ感がたまらない!!!





材料を全て混ぜ込み、生地を型に流し込んだ後は、お湯を1cm高さにはった天板にのせ、
160℃のオーブンで30分焼くのですが、自宅の天板は長年愛用している為か針先程の穴が一部空いてまして(汗)



焼いている最中にお湯がオーブンに漏れると困るので、底有りのパイ型(下が離れないタイプ)へお湯を注ぎ、
その上にパウンド型を置きました^^;という訳で、4つ作ったうち3つだけ湯煎に漬けた状態です。





焼き上がった後に確認してみると、湯煎無しのもの(右下)だけ熱伝導が異なるからか、
ちょっとした差ですが、仕上がりに違いが出来ました。でも、テイストは変わらない様な!?
湯煎無しも水蒸気のある中では焼かれているので、お湯底1cmの差で微妙な違いになるみたいです。


どちらでも美味しくできますが、真っ平らの底に仕上げたければ湯煎漬けをオススメします。
(※レシピをご覧頂くと分かるのですが、焼き上げ後は冷やし、
  その後型から生地を出してひっくり返して仕上げます。)


デコレーションの事例がなかったので、フリーズドライフランボワーズを溶けない粉糖と一緒にあしらってみました。



製菓用のココアを、茶こしを使って全体にふるうのも、超ラクチンなのに見た目がキレイ!

バレンタインの季節2週間くらい前になると、製菓材料店にはお手頃価格で量り売りしている
クーベルチュールチョコレートが数種出回ります。コレがかなり便利!100g単位で購入出来ます。


ヴァローナやカカオバリー等々、ブランドのクーベルチュールチョコレートもあるけれど、
初めて作るチョコレート菓子では、お手頃な方で一度試し作りしてみると良いと個人的には思っています。



ブランドのタイプとは価格に何倍もの差はあるものの、お手頃なタイプの味もなかなかイケマス!

スーパーで常時販売しているいわゆる普通の板チョコは、カカオバターの含有量が製菓用とは違い、
更には、砂糖や粉乳などで風味付けされているので、しっかり作りたい場合はオススメ出来ません。
(※板チョコの成分を把握した上での板チョコ用レシピなら問題ナシ♪
  板チョコブランドのHPに掲載されているレシピなら安心かと!)

ちなみに、私はブランドのクーベルチュールチョコレート代わりに、欲しかったミニパウンド型を購入(笑)


テリーヌショコラと一緒に作ったのは、定番のオレンジケーキ。今まで何度も作ってます。
実はオレンジコンフィを仕込み、オランジェットも作ったのですが、その余りのオレンジを使用。





テリーヌショコラだけでは甘くて飽きそうなので、彩りも含めをオレンジケーキを追加してみました。




週末からカナダへ旅立つ為、先ずは仮のバレンタインプレゼントを。

カナダではメープルシュガーやメープルバターもGETしたいと考えているので、
それらを使って、またバレンタイン用のお菓子も作ってみたいと思います・・・


あ、爽太さんが完成させた「パンデピス・オ・フリュイ」も作ってみたいなぁ!!!


izumin



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