「憧れのガストロノミーの門外不出レシピを学ぶことが出来るのならば...。」
そんな夢のようなクッキングLIVEを、「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」で体験。
2015年10月14日(水)に開催された、「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション クッキングライブ」に、
My Little Boxのアンバサダー「My Little Ladies」を代表してご招待頂きました。
クッキング講師は、ジョエル・ロブションの愛弟子、朝比奈 悟シェフ。
さぁ、素晴らしいクッキングLIVEの会場へ。
クッキングLIVEは二部制。
前半は、朝比奈シェフ自らが作り方を説明しながら料理を仕上げる様子を鑑賞。
モニターには朝比奈シェフの手元が映し出されるので、どの席からも細かな調理法や素材の状態が分かります。
「プロの料理人が作る、通常営業で作る料理をご覧頂くことで、料理に注ぐ情熱を届けられれば...。」
朝比奈シェフ熱い想いが、間近で見守る参加者にも伝わります。
素材の紹介から始まり、下ごしらえ、完成まで、手間のかかる繊細な作業は、アート制作を鑑賞しているかのよう。
手元に用意されたレシピ表にそいながら、朝比奈シェフの言葉の一つ一つを漏らさずに聞き取り続けます。
クッキングLIVEで作られる料理は合計二品。
一品を完成させるごとに、出来たての料理の周りに集まって写真撮影タイム。
シェフと参加者の距離感がさらに縮まり、料理への質問が飛び交います。
『トランペット茸をまとった真鱈のポワレとそのブランダード 香り高い赤ワインソース』
モニターを通して細かな調理手順を眺めていただけに、完成品が目の前に登場すると感動が増しますね!
真鱈は塩を塗って一日寝かせることで、余分な水分をだして旨味を凝縮。
香りを高めるためにドライトランペット茸とドライセップパウダーが振りかけられています。
手前にあるイカスミガレットの作り方も実演。使用しているのは、バター、薄力粉、イカスミ、水のみ。
180度のプレートで熱して水分を飛ばし、焦がすことでクリスピー状にします。
レシピ表にメモを取り、夢中になりながらのクッキングLIVE。
美味しい料理の裏に隠された、たくさんのストーリーを知ることで、
一口ずつの味わいが、まるで宝物を口にしているかのような気持ちに...。
クッキングLIVE中の真剣な眼差しとは違った、朝比奈シェフの笑顔。
参加者の質問を受けながらも、ユーモア溢れるトークがとても魅力的です。
ロブションのクッキングLIVEというと、もっと堅苦しくて厳かなイメージを想像していたのですが、終始和やか。
朝比奈シェフのお人柄を感じ取れるような、ふわっと優しい空気感が会場を包んでいました。
調理に使用した食材も拘りのある一流品ばかり。ついつい一つずつチェックしてしまいます。
後半には、「秋の食材 朝比奈スタイル」をテーマにしたコース料理の食事会がスタート。
『ズワイ蟹のエフィロシェ かえでの樹液でマリネした
甘酸っぱい紅芯大根のラヴィオリ、ナツメグとローズマリーの香り』
この料理もクッキングLIVEでお披露目された一品。
フレッシュな甘みと辛みを味わうために、生の紅芯大根を使用。
シャキシャキとした食感に、ズワイ蟹のエフィロシェには雲丹も加わり、
さっぱり感、魚介の風味、甘みと酸味、全てが交わり合い、口福な世界で満たされます。
ナイフが全くいらないくらい、とろけるような柔らかさの『牛頬肉のブレゼ』。
最後には、可愛らしい『林檎のタタン』を。
「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」の真髄を、見て、味わって、学ぶことの出来た貴重な時間。
第二回目のクッキングLIVEは「肉料理 朝比奈スタイル」がテーマ。
開催日時は、2016年2月9日(火)午後19時スタート、予約開始は、2015年12月9日(水)午前10時からとのこと。
ご予約は、シャトーレストラン ジョエル・ロブション宛へお問い合わせ下さい。
ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション
Website:
http://www.robuchon.jp/latable
izumin