【リーガル・プリンセス バルト海クルーズ 旅行記 Part8】ロシア・サンクトペテルブルグ 寄港地観光7-8日目

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バルト海クルーズ7-8日目は、ロシアの“西の窓”である「サンクトペテルブルク」へ。
ピョートル大帝によりネバ河の河畔に築かれた人工都市で、歴史は比較的新しく、ロシア帝国の繁栄と没落や3つの革命と内戦を経験。1914年までロシア帝国の首都でした。

ピョートル大帝による偉大な都市構想は二人の偉大な建築家ラストレッリとカルロ・ロッシの助けにより実現。
ロシアバロック様式の教会からネオクラシック様式の宮殿など、色々な様式が溶け込む豊かな建築群が華やかです。

目次

ロシア・サンクトペテルブルグ 観光メモ

入港-出港:6:30(船中泊)-(翌日)18:00
滞在時間:約18時間30分ほど(ツアーのみ)
ショアエクスカーション:「ベスト・オブ・サンクト・ペテルブルグ 2日間」LED-100(約18時間30分)
通貨 為替:ロシアルーブル 2.34/円(2015年5月現在)
滞在時の天候:雨と曇り、晴れ
滞在時の温度:最高9~20度 最低6~9度(2015年5月19日-20日)※日によって大幅な違い有り
滞在時の服装:雨の日は冷え込むのでコートや重ね着が必須。但し、美術館などでは預ける事もある。
その他:美術館や観光施設の近くでは物売りが多いので注意。
    また、クレジットカードの使用は控えた方がベターとのこと。(予め現地通貨を用意しておく)

世界三大美術館「エルミタージュ美術館」で女帝エカチェリーナ2世のコレクションを愛でる

いつかは必ず訪れてみたい場所としても挙げられる、世界三大美術館の一つ「エルミタージュ美術館」。
歴代皇帝の居城となった「冬宮」をはじめ、その後に増築された「小エルミタージュ」「旧エルミタージュ」「新エルミタージュ」、そして「エルミタージュ劇場」という5つの建築物の一体を指しています。

ロマノフ王朝の最も輝かしい時代を築いたと称えられる女帝エカチェリーナ2世の美術品コレクションは、かつては一般公開されてはいませんでした。
1863年より市民でも観覧が可能となり、1990年には世界遺産として包括登録(サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群)されています。

美術館の正面入り口にある吹き抜けの間「大使の階段」は撮影スポットの一つ。

エカチェリーナ2世の愛人の一人から贈られた「孔雀時計」が置いてある「パビリオンの間」。
豪華なシャンデリアが眩しい! モザイク画の床やテーブルなども必見です。

エカチェリーナ2世の希望でつくられた「ラファエロの回廊」。
ローマのバチカン宮殿内にあるラファエロの壁画を模して描かれています。

「ダ・ヴィンチの間」に掲げられている、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の『リッタの聖母子』。

そして、同じくレオナルド・ダ・ヴィンチ作の『ブノワの聖母』。

鮮やかな装飾壁の間に、宗教色の強い絵画が並ぶ「イタリア絵画の間」。

「エルミタージュ美術館」は噂通りの混雑ぶりで、目的の絵画や美術品をちらりと鑑賞するだけで精一杯。
ツアー客でごった返すなかでの見学だったので、写真撮影はかなり控えめに。
しかしながら、素晴らしい作品をたくさん鑑賞することができたので、心は満たされました。

「エルミタージュ美術館」の収蔵品は約310万点あるといわれ、たとえば1点の作品鑑賞に1分、1日8時間休み無く見たとしても、17年もかかる計算になるのだとか。(なるほど、納得です!)

大きなカバンや上着類は入り口で預けなければいけないのでご注意を。

ロシア革命勃発のわずか10年前に完成した「血の上の救世主教会(スパース・ナ・クラヴィー教会)」

1881年3月1日皇帝アレクサンドル2世が暗殺された場所の上に建てられた「血の上の救世主教会」。

建物の設計案は一般より公募され、息子アレクサンドル3世が選んだ案は、ねぎ坊主型のドーム屋根を持つ、16世紀から17世紀の伝統的なロシア風外観教会でした。

暗殺されたアレクサンドル2世(ロマノフ家)を慰霊するために建立されたため、教会の内側の壁と天井は、聖書の中から悲劇的な要素の強いテーマが描かれています。

ソビエト連邦の時代、社会主義国への転換期にともない教会は閉鎖。
第二次世界大戦中には、教会としての役目を果たさず、野菜倉庫として使われたため、人々は「ジャガイモの上の教会」「ジャガイモの救世主」と冷笑的に呼んだと言われています。

新古典主義のロシア聖教大聖堂「聖イサアク大聖堂」

1818年アレクサンドル1世の命令で着工し1858年に完成した、世界で4番目に巨大なロシア正教会の大聖堂。
地上101mの高さまでそびえる金色のドーム屋根は、近くからだとうまく見上げられないほどです。

豪華絢爛な内装が華やかで、壁柱、床、彫像などは重厚な大理石や宝石(孔雀石など)で彩られています。
あまりの大きさに写真一枚では全体をおさめられず。迫力ある存在感に圧倒されます。

中央真上の丸屋根部分にあるのは、カルル・ブリュロフ作「聖母マリアの栄誉」。中央には鳩が。

ステンドグラスには「ハリストス(キリスト)の復活」。(祭壇の左には聖母子、右にはキリストが)

東京ドーム約171個分の広さ「ペテルゴフの宮殿(ピョートル宮殿)」の噴水がスゴイ!

20の宮殿と7つの公園からなる「ピョートル大帝の夏の宮殿」。
サンクト・ペテルブルク市街から西へ約30km離れた、フィンランド湾南岸に位置しています。

ピョートル1世の命により、当時の先端技術を投入されて建設され1721年に完成。
ロシアを代表する観光地の一つとしても名高く、世界遺産にも登録されています。

観光客にも大人気なのは、毎年5月頃~10月頃までの期間に楽しめる「ペテルゴフの噴水」でしょう。

ピョートル1世は、宮殿の噴水を完成させるために、わざわざベルサイユから噴水師を招聘し、貯水池と庭園の高低差による水力を利用し、ポンプを使わずに稼働できる噴水を完成させました。

噴水が稼働していない時間帯もありますが、放水開始前に陣取ると良いポジションで写真撮影できます。

大宮殿内は見学可能ではあるものの撮影禁止。しかしながら、贅を尽くした宮殿内は見学の価値があります!

「ピョートル宮殿」の庭園内を散策しながら、趣向を凝らした150基以上の噴水も探してみてはいかがでしょうか。

ペトロパヴロフスク要塞の中に建つロシア正教会「ペトル・パウェル大聖堂」

スウェーデンの攻撃から街を守るために建てられ、政治犯を収容する場所であった「ペトロパブロフスク要塞」。
その中央に立つ淡いイエローの「ペトル・パウェル大聖堂」は、高さ122.5mの高さの尖塔を持ち、サンクトペテルブルクの石で造られています。

大聖堂内部には、ピョートル大帝やエカチェリーナ2世など歴代の皇帝が眠っているだけでなく、金箔を用いたバロック様式の内装やシャンデリアも見応えがあります。


以上、2日間かけて巡った「サンクトペテルブルク」の観光地をざっくりと紹介しました。

全体的にゴージャスな建築物が非常に多く、目もくらむような時間を過ごしたことで、ちょっとクラクラしてしまったくらい。

例えば、怪僧ラスプーチンが暗殺されたことでも有名な「ユスポフ宮殿」でも、ゴージャスなシャンデリアを幾つも鑑賞できたり……

ネヴァ川やいフォンタンカ川を巡る運河クルーズでは、ちょっと気になる光景も見かけたりと…

現地のロシア人ツアーガイドさんからは「美術館や教会近くでの物売りやスリには気をつけて。街を歩く時はとにかく慎重に」という言葉が繰り返されていたのも、忘れられない記憶の一つです。
(確かに、他の寄港地とはちょっと違った空気を感じる街でもありました)

それでは、長くなりましたが、最後に大切なことを一つ!
サンクトペテルブルクへ入国するために必ず必要な「ロシア査証(ビザ)」に関してお知らせします。

「ショアエクスカーション」に参加をすれば、サンクトペテルブルクにも簡単に入国できる!

日本国籍者がロシア連邦に入国するためには、東京、札幌、函館、大阪、新潟いずれかの在日ロシア領事部にビザを事前申請する必要がある(2015年5月現在)という決まりをご存じでしょうか。
(詳しくは在日ロシア連邦大使館のサイトをご覧いただくと分かります。)

しかしながら、ロシアにクルーズ客船で入国する場合、その乗船客は、ロシアが認可した現地のツアーオペレーターが主催するグループツアーに参加し団体行動を行う場合に限り、72時間以内の滞在についてビザの取得が免除されるのです。

『リーガル・プリンセス』を下船して直ぐに、入国審査の場所があり、「パスポート、ショアエクスカーションチケット」を提示すれば、直ぐに入国完了。

入国審査カウンターは、おおよそ20箇所くらいあり、15~20分くらい並びました。
いざ自分の番がきた時に「ロシア語で質問されたらわかるかなー?」なんて心配もしていましたが、「パスポート、ショアエクスカーションチケット」を渡して、1分ほどチェックされて終了。
会話をするどころか、無言のまますんなりと完了しました。

船へ戻る時と、翌朝再び入国する際にも、入国審査カウンターで確認作業が行われるものの、一度入国スタンプがおされれば、流れは比較的スムーズ。(ただし、時間にはゆとりを持つ方が良いです!)

パスポートには、船のデザインの入った入国スタンプ記録が残ったので、ちょっとした想い出に。

本記事のおさらいポイント!

  • ショアエクスカーションに申し込んでおけば、ロシアへの入国がとてもスムーズになる!
  • ペテルゴフの宮殿(ピョートル宮殿)では噴水開催時期を見逃さずに
  • エルミタージュ美術館、イサク聖堂、ユソポプ宮殿、血の上の救世主教会では、カメラ、ビデオ撮影料がかかる
  • ショアエクスカーションに参加すれば、広いエルミタージュ美術館でも作品解説が聞けて分かりやすい

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izumin

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